2013年5月19日 (日)

四国の山(笹ヶ峰、石鎚山)

「日付」平成25年5月3日~4日
「山域」愛媛県の200名山、百名山(石鎚山)
「山名」笹ヶ峰
「メンバー」単独
「コースタイム」
10:00登山口~11:00丸山山荘~12:30ちち山~13:20笹ヶ峰~丸山山荘~14:00登山口

この連休を利用して四国の山に登りに行った。
初日は寝不足なのでお手軽そうな徳島県の剣山の予定だったがピンポイント天気予報が思わしくなく仕方なく愛媛の200名山である笹ヶ峰にした。

登山口に向かう林道は途中から地道になり車の底を打つような悪路であった。
AM10時に登山口に着くと駐車場はほぼ満車。登山口から少し登るときれいな一輪草の花を愛でることが出来た。
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植林地を過ぎると一時間ほどで臨海学校のような山小屋(丸山山荘)に着く。

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ここから直接笹ヶ峰に向かわず、ちち山という山に向かう。
尾根に着くと東側にちち山が見える。山の形が乳に見えるからこの山名になったかは定かではない。

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笹に被われたちち山の山頂には登山者が一人いた。
ちち山から尾根を30分くらい東南に向かうと笹に被われた笹ヶ峰に到着する。

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ここは地元の登山者で賑わっていた。

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山頂から丸山山荘を経て、一時間くらいで登山口に到着した。
寝不足だったので車の中で30分くらい仮眠して、今夜の宿である西条市のビジネスホテルに向かった。

5月4日 石鎚山(百名山)
「コースタイム」8:00ロープーウェイ駐車場~成就~八丁坂~前社森~弥山~11:00天狗岳~12:30南尖峰~15:00駐車場

駐車場からはロープーウェイを使い楽をする。登ると2時間30分はかかるところをロープーウェイだと中腹の登山口まで8分で運んでくれる。

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そこから少し登ると比較的新しい神社が並ぶ成就に着く。

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ここからは八丁坂という道を一旦下るが登山道は大きなブナの木が立ち並ぶ。

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P5040057_512  その後試し鎖がある前社森に着くが折角なので鎖場を登ることにする。
しかし岩が濡れていて登山靴が滑り旨く登れなかった。



上に上がると尖った岩場になっていて、石鎚山の展望が良かったがそこから鎖を使った急な下りとなった。

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ここからはやや急な登りとなるが次に出て来た二の鎖場は登山者で大渋滞だったがせっかくなのでここも登ることにした。

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鎖は大きいので持ちやすく安定しているが途中で大渋滞していたので横の岩場からすり抜けて5人くらい抜いてしまった。
この先の登山道は工事現場のような鉄製の階段がかけてあったので景観は台無しである。
最後の三の鎖は残念ながら通行不可になっていた。

石鎚神社のある山頂の弥山は登山者でごった返していたので有名な天狗岳に向かおうとするがここも急な岩場を下りようとする人と向こうから登ろうとする人で大渋滞だった。

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P5040074_512_2 やっとのことでそこを通過し、岩の痩せ尾根を渡って行くと天狗岳の山頂に着いたが三角点はなかった。
崖の上から下を見ると岩が反り返っていてクライミングすれば面白いと思った。

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その後、その先の南尖峰まで行ってみたが途中で行き止まりになっていた。
反対側に踏み跡があったのでそこを少し下りると大砲岩がチラッと見えたがその先は崖になっていて行けなかった。

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その後、登山者でごった返す弥山の石鎚神社前を通過し、登山道のブナの古木を見ながら来た道を引き返した。

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母の緊急手術

H25年5月17日(金)17:30

母屋で娘夫婦と話している最中に母が「疲れた。」と言い急に横になったがその様子が只ならぬ感じだったので私はスグに119番に電話をした。

7分くらいして救急車が来たので救急隊員を家に招き入れて母を担架で運んでもらった。

実は先日、母が私立病院に検査に行った時に腹部に大動脈瘤があるのが分かり、この日は手術の為の検査日で親族である自分が付き添いして母と一緒に病院に同行した。

そして心臓血管外科で詳しい話を聞いて一週間後に再検査ということが決まったのである。

その時の医者の話は腹部の大動脈瘤がかなり大きく何時破裂してもおかしくないこと、又急に破裂したらほとんど助からないことを聞いていたのである。

救急車で運んでもらっている間ももっと早く着かないかやきもきしていた。

母に話しかけるとまだ喋れる様子だったので救急隊員も落ち着いている様子だったが、私としては直接病状と関係ないヒアリングは後回しにしてほしかった。

病院に着いて救急隊員から簡単なヒアリングを5分ほど受けたがこの時間がやけに長く感じた。

その後、母は救急車から担架のまま2階の救急処置室に運ばれ検査を受けることになった。待合室で待っている間、緊急輸血をすることがあるので親族を呼ぶように言われたので家族全員を集めた。

20時頃、母は3階のICU(集中治療室)に運ばれた。私はひょっとしたらこれが最後かもしれないと思いICUの中に入り母に呼び掛けて少し手を触った。

意外に母は落ち着いた様子だった。

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21時頃、若い医師から手術の説明を受けたが半分の確率で助からないと言われた。

この時はそんなはずはないと思いながらも最悪のことが頭を過った。

22時頃、母が手術室に運ばれた。その時手術室の入口までついて行ったが今日診察してくれた部長医師の姿を見たので少し安心した。そして「宜しくお願いします。」と声を掛けたが医師の反応はなかった。

22:30手術開始。待っている間がとても長かった。

AM2:00頃、廊下の待合で待っている時に部長医師がひょいと顔を見せた。

私が駆け寄ると「大丈夫です。思ったより軽かった。」と言ってくれたので手術が成功したことが分かり本当に胸を撫で下ろした。

AM2:30頃、母が手術室からICUに運ばれた。

AM3:00に私と妻と妹がICUに呼ばれて沢山の医療器具につながれた母の姿を確認することができた。母と話をすることはできなかったが助かったということが分かり本当に安心した。

2013年3月19日 (火)

冬の八ヶ岳に登る。

 冬のアルプス挑戦は長年の憧れだったので山岳会に入って教わるつもりだったが12月の冬山訓練山行が悪天で流れ、その後も予定が合わず訓練には行けず仕舞いだった。
折角大枚を叩いて冬道具を揃えたので無駄には出来ないと思い、1~2月に鎌尾根と冬の藤内沢さらに本谷に挑戦し何とか自分なりに少し自信が付いたので思い切って赤岳に挑戦することにした。

「日付」平成25年3月15日~16日
「山名・天気」赤岳・阿弥陀岳 (2日間とも晴れ)
「メンバー」単独
「コースタイム」15日 8:00美濃戸口~9:00美濃戸~11:00行者小屋~13:30赤岳~15:20行者小屋~16:00赤岳鉱泉
16日 7:30赤岳鉱泉~8:30行者小屋~10:30阿弥陀岳~14:30美濃戸口

前夜、諏訪湖SAで車中泊したが寒さはほとんど感じられなかった。
翌朝、美濃戸口に駐車すると「赤岳展望荘本日の予約承ります」と書いてあったので山頂到着が遅れたら上で一泊すればよいという甘い考えがあった。

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美濃戸口~美濃戸までは道路が完全なアイスバーンになっていてまともに歩けないのでアイゼンを装着した。
まさか登山口からアイゼンを履くとは思わなかった。
途中で普通車タイプの4WD車がスタックして走行不能になっていたので車の後ろを押して手伝ったが徒労に終わった。ここで単独の登山者と挨拶を交わしたがその後彼とは何度も会うことになった。

美濃戸からは森林の中の長い山道となる。途中で一時的に視界が開け前方に赤岳を見上げることができた。

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やっと行者小屋に着いたが地蔵尾根の標識がなく、登山口が分かりにくかったが良く見ると赤岳鉱泉のある標識から上に向かって一人分のトレースがあったのでここだなと思い上に向かうことにした。
最初はなだらかな斜面も徐々にきつくなって来て、雪がクラストしているのでキックステップが利かず足をハの字にして登っていった。
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パイプ付きの階段を越え、さらに上に行くと雪がますます硬くなってピッケルのシャフトが雪に刺ささりにくなって来たのでピックを雪に刺して腹ばいになって登って行った。
滑ったら止まりそうにないのでピッケルとアイゼンを利かして一歩一歩慎重に登った。

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その内にその不自然な体勢で登って行くのが辛くなって来て気持ちが折れそうになるがここからの撤退はさらに危険なので上に行くしか選択肢がないのが辛かった。

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稜線に出る手前に怖そうな雪庇が出てきてさすがに足が止まったが偶然向かうから来たベテランさんが斜面のきつい時のトラバースの見本を見せてくれたので見よう見まねで何とか通過できた。

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その後も気が抜けない登りが続きやっと地蔵の頭に到着。

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ここから赤岳方面の展望は最高だった。

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クラストした尾根を慎重に歩きやっと赤岳展望小屋に到着。ここで宿泊予定だったが何と小屋は閉鎖されていた。ここまで頑張ればゆっくりできると思ったがガッカリである。
しかしここまで来て赤岳に登らないわけに行かないので気持ちを振る立たせて前進した。

やっとのことで赤岳に登ると山頂には若いカップルの登山者がいたので心強かった。

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女性登山者(山ガール?)から可愛い笑顔をもらい気分がとても明るくなった。
山頂からは360度の大展望だった。少し霞んでいたが富士山もきれいに見れた

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下山は文三郎尾根を下りたが急な下りは最初だけで地蔵尾根に比べると危険場所もなくぜんぜん楽な下りだった。正面には中岳と翌日登った阿弥陀岳が見えます。

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行者小屋まで下りると単独の登山者がテントを張っていた。ここから赤岳鉱泉に向かったが40分くらいで小屋に到着しここで泊まることにした。
金曜日なので宿泊者は10人足らずだった。夕食は霜降りのステーキが出て豪勢だった。

同じ部屋に居た東京から来た若者と話をすると彼も今日地蔵尾根を登ったというので地蔵尾根の先行者は彼だと分かった。
彼はこの尾根を登るのは3回目らしいが今日が一番怖いと言っていた。

翌日は行者小屋から直接阿弥陀岳に向かったが、ここは谷沿いに薄いトレースがあったのでそのトレースを辿った。

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今日は雪が締まっていて登りやすいが上部に行くにつれ少しずつ斜度がきつくなるので慎重に登った。
このコースは新雪の時期や雪が柔らかくなった時期はラッセルが大変だと思われる。

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やっと稜線近くまで上がり赤岳からの稜線を見ると雪庇が切り立っていて結構怖そうだった。一般的には赤岳からの稜線を辿るらしいがこちらから来て正解だったと思った。
後ろを振り向くと登山者がこの稜線を登ってこちらに向かっていたが大丈夫だろうかと心配だった。
ここから山頂まではさらに斜面が立っていてかなり緊張した。
山頂手前で休憩していると誰かが上がってきた。よく見ると何と赤岳鉱泉で話しをした若者だった。彼も阿弥陀岳に行くと言っていたが私より早く小屋を出たらしい。
嬉しい再会にお互い笑顔がこぼれた。

阿弥陀岳山頂は三角点もはっきりした標識もなく地味な山頂であるが展望は赤岳に負けず素晴らしかった。北アルプス・南アルプス・中央アルプスさらに富士山もきれいに見ることが出来た。

下山は御小屋尾根を下りた。下り初めは急な場所もあるが心配した危険な場所は全くなかった。
下り始めて間もなく後ろを振り向いてみると2人の登山者が崖になっている阿弥陀の南稜を下りようとしていた。ここはクライミングで登るルートらしいがこんな所を下りられるのだろうかと心配した。しかし崖のような下りをロープも使わずに下りようとしていたのでその後は怖くて後ろを振り返ることは出来なかった。

長い御小屋尾根を下り、最後の方で登山道が凍結していて少々驚いた。
その後舗装道路に入って油断していたら一部道路が凍っていたところで見事に転倒した。
幸い怪我はなかったが登山は最後まで気が抜けないですね。

                                    

2012年9月 8日 (土)

浅間山

平成24年8月26日

草津白根山の翌日に浅間山に登った。

浅間山に移動中、林道の途中で通行止めに遭いここで車中泊するかどうしようか迷ったが結局トイレを借りた土産物屋の宿に泊めてもらうことにした。

翌朝、7:30登山口の車坂峠は立派なビジターセンターがありトイレも綺麗だった。

登山口から表コースを行くが結構アップダウンがあり汗が吹き出した。

P8260037_512 トーミの頭に着くとやっと視界が開けて前方にどっしりとした浅間山が聳え立つ。

最短コースは草すべりだが行きは左手の外輪山を回るコースを選ぶ。

最初のピークは黒班山だが以前は火山レベルが高くてここまでしか行けなかったが最近はようやく前掛山まで行けるようになったらしい。

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第一外輪山コース、左から黒班山、蛇骨岳、仙人岳と並ぶ

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黒斑山を過ぎると岩の塊のようなモニュメントのある蛇骨岳に着き、その後、仙人岳を過ぎるとJバンドという気になる名がついた下山道に差し掛かる。外輪山から浅間山の麓に一気に下りる道が逆Jの形をしている。

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途中で単独女性とすれ違い、しばらくしてJバンドを振り返る。

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下に降りるとそこから浅間山への登り返しがきつい。道は斜めについているので斜度はそれほどきつくはないが同じような砂礫の道が続くので気分的に少し辛い。

やっと9合目辺りにくると前掛山への分岐になるが前にいる登山者が真っ直ぐに登って行くので着いていく。(火口付近は本当は立入禁止です。)

途中から右手に前掛山を望む。

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ガラガラの道を登り火口入口に着くと、真下に大きな火口がど~んと広がった。よく見ると噴火口も見えた。

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どうせここまで来たら引き返すのも勿体ないので火口を周回し奥にある最高点まで行ってみたが最高点らしき場所には平べったい石があるものの残念ながら標識はなかった。

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帰りは戻らずそのまま周回し、結局お鉢巡りになったが火口に大きな岩がある場所であわや通行不能かと思われたが外側に巻き道がありセーフだった。

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その後、折角なので前掛山(現在の浅間山山頂)にも寄って記念写真を撮った。

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下山は浅間山麓の湯平口からトーミの頭(外輪山)まで草すべりという急な坂を直登した。

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振り返ると浅間山がきれいに見れた。

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帰りは中道というコースを選んだらこちらはアップダウンが少なく楽だった。

登山口の駐車場の近くではヤナギランがきれいに咲いていた。

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草津白根山

平成24年8月25日

P8250003_51224日金曜日に名古屋~信州中野まで移動し、IC手前のSAで朝まで仮眠。翌朝6時に目が覚め、志賀高原に向った。途中で感じのよい湿原があったので立ち寄ってみた。

看板には田ノ原湿原と書いてあった。リフトもあったので冬場はスキー場になるのだろう。

その後、横手山を過ぎて行くと前方に湯釜の山頂付近が見えてきた。

白根レストハウス駐車場に着くと多くの観光客が湯釜を目指して登っているが私は反対側の本白根山を目指すことにする。手前に逢ノ峰をいう小ピークああるので登ってみると眼下に湯釜方面全体が見渡せた。P8250009_512_3

この小ピークを一旦下りると道路に出る。正面にリフト乗り場があるが方向的にはここを登った先が本白根山なのでこの斜面を登って行った。

P8250013_512 何もない小山を下りて行くと正面に昔の噴火口跡のような広い窪地が出てくる。

右手の斜面にはコマクサが生えているがピークは過ぎいていた。P8250014_512_2

その先に展望台と最高点の分岐があるがとりあえず右手の最高点がある場所に向ってみる。

しかし最高点らしい場所に行っても単なる通過点しか見えなかったのでさらに先に進み三角点のある2165mを目指す。途中で見晴らしの効くところまで行って見るがGPSの軌跡が外れだしたので間違いに気づき、少し戻って通行禁止の標識の中を行って見るとハイマツの藪が行く手を阻んだ。

P8250017_512 途中で方向が分からなくなり右往左往したが何とか三角点に到着。三角点のある場所は藪の中だったが目印のポールが立っていた。帰りも方向が分からず少し迷ったが何とか入り口まで戻れた。

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その後、見晴らし台への分岐まで戻り、見晴台に上がった。ここは白根山の標識もあり大勢の登山者(観光客)で賑わっていた。

その後、道沿いに周回コースを戻ったが退屈な道でやけに長かった。

ゴンドラの山頂駅のある道路まで行くと駐車場まで行く無料バスが出ていたので遠慮なく乗せてもらった。

その後、駐車場から少し登って観光客と一緒に湯釜見物をした。

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湯釜の帰りに北側のピークにケルンがあったので登山道を外れて寄ってみたがどうみてもこちらが白根山の山頂ではないかと思った。

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2012年9月 1日 (土)

薬師岳

「日付」平成24810日~11日 

「天気」晴れ

「山名」薬師岳(百名山) 「メンバー」単独

「コースタイム」

10日  8:30立山室堂~13:00五色ヶ原~18:30スゴ乗越小屋

11日  5:00スゴ乗越小屋~8:30薬師岳~12:00太郎平~15:00折立

以前から登りたかった薬師岳だが折立から往復では芸がないので、立山室堂から縦走することにした。

通常23日のコースだが軽装で小屋泊まり一泊二日とした。

前夜、名古屋駅から夜行バスに乗って、早朝富山駅に着き、そこから電車・ケーブルカー・高原バスを乗り継いで室堂に着いた。

立山室堂に着くと快晴で雄山、別山、P8100004_512

剣岳も良く見えた。

5年前に別山乗越を越えて剣岳に向かったことを思い出す。

室堂から出発する登山者はほとんどが雄山に向かって行った。

雄山を左手に見ながら急な登り坂を浄土山に向かって登って行く。浄土山から眺める竜王山は立派な形をしていたが今日の行程を考えると竜王山のピークは諦めざるをえなかった。

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竜王山~獅子岳の間は途中に雪渓もあり、全体に荒涼とした岩場のアップダウンが続く。

獅子岳まで来ると五色ヶ原の台地にメルヘンチックな赤い屋根の小屋が遠くに見えた。

佐々成正の針ノ木越えでで有名なザラ峠に向かって500mも下り、長い距離を登り返してやっと五色ヶ原の台地に着いた。P8100012_512

五色ヶ原はその名からお花畑を連想しがちだが実際は花の少ない緑の草原である。

木道の先に赤い屋根の五色ヶ原山荘が見えてくる。

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五色ヶ原山荘でゆっくりしたかったがここですでに13時を過ぎていたので先を急いだ。

P8100042_512 鳶山から越中沢岳までは緩やかな登りと急な下りを繰り返す。途中、雷鳥に出くわしたが人馴れしているのかなかなか逃げなかった。越中沢岳の山頂付近で携帯が通じたので、山小屋に18時までには着きますと電話した。

その後、スゴ峠までの登りが急で足に乳酸が溜まる一方だった。しかし時間はもう17時だったのでゆっくりは出来ず体に鞭打って先に進んだ。スゴ峠を下ってももう一つ小ピークを越えて又下り、小屋まで最後の急な登りをヒイヒイ言いながら登って行くが道も荒れていて疲れがピークに達した。

辺りも暗くなりかけて来たがそれでも山小屋になかなか着かず、まだかまだかと思いながら登っているとやっと山小屋に到着した。小屋の入口で何故か宿の主人が私を待っていてくれたようだった。小屋に入ると食事は私の分だけが残されていて一人食堂に通された。

でも可愛いバイトのお姉さんが食事の用意をしてくれたので疲れもいっぺんに吹き飛んだ。

又疲れきった体にビールが最高に美味かった。食事も良かった。

翌朝、小屋を5時に出発し、間山をP8110049_512

越え薬師岳に向かった。

途中、小ピークを越え切り立った稜線を通過すると北薬師岳に到着する。

北薬師岳から見る薬師岳はどっしりしいて風格がる。

山頂には小屋らしい建物が見えるが、近づいて見ると大きな祠だと分かる。

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やっと山頂に着くと嬉しさが込み上げてきた。百名山60座目の登頂である。

山頂の三角点は百名山にしては貧弱だった。

山頂からは赤牛岳~水晶岳~槍ヶ岳などの北アルプスの山並みが良く見えまずまずの展望だった。読売新道はまだ未踏なので是非とも歩いてみたいと思った。

山頂からの下りはなだらかで、小さい岩ばかりの道を薬師岳山荘まで下りる。

振り返ると山荘をバックに薬師岳がP8110075_512

堂々と構えていた。

そこからテント場のある薬師峠を越えて太郎平に向かう。太郎平までは登山者もまばらで静かだったが太郎平小屋に着くと急に登山者が増えてきた。

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太郎平小屋から折立までの道は広くて整備されていて歩き易そうだが、時折石がゴロゴロしている場所もあるので下りは必ずしも歩き易いとは言い難かった。

この日はさすがお盆休みの初日だけあって多くのテント装備の若者とすれ違った。

若い女性が多いのはさすが北アルプスでP8110082_512

あるが明日からの天気を考えるとやや気の毒な気もする。

長い下り坂も後半は普通の歩きにくい土混じりの登山道になり、最後は急な下りとなって思ったより距離があった。

愛知大学の大きな慰霊塔が見えるとやっと登山口に到着である。

結局、折立に着いたのはバスの時間ギリギリの15時前だった。

                               

2012年7月30日 (月)

十勝岳、美瑛岳

北海道の百名山もいよいよ3座目となったが、この日は一番天候に恵まれた。

「日付」7月15日 快晴
「山名」十勝岳、美瑛岳
「コースタイム」
6:10駐車地~6:20望岳台~6;50美瑛岳分岐~9:17十勝岳~11:50~美瑛岳~14:00雪渓を渡る~15:30駐車地

登山口の駐車場には6時過ぎに着いたが駐車場はほぼ満車だった。

P7150130 望岳台を過ぎ、観光地のような広い登山道をひたすら登って行くとあたかも富士山の登山道を彷彿させる。
今日は朝から快晴で望岳台からも十勝岳がはっきり見える。

P7150132 美瑛岳の分岐を過ぎると立派な避難小屋が見えて来て、この辺りからやや急な登りとなる。
登山道も中腹まで来ると赤茶けた岩が多い道となる。花はほとんどないが整備された歩き易い道である。
さらに進むと前方に十勝岳の山頂部分がくっきりと見えてきて壮観である。

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P7150148 山頂部分の麓まで来ると急な斜面になり、赤茶けた粘土質の土も多くて結構大変そうだが先行者はどんどん登って行っている。
実際に登ってみるとルートが出来上がっているので見た目よりも楽であった。

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山頂は20人くらいの登山者で賑わっていたがこの頃になると雲が出て来て、展望も良くなかったので早々に退散した。

山頂部を下りると砂礫に覆われた平らな縦走路になり、どこでも歩けそうである。

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そこから見上げる美瑛岳の縦走路は厳しい岩場が連なり少々不安になる。
正面のピークが美瑛岳と思っていたらその奥にいくつもピークがあり一番奥のピークが美瑛岳であった。
最初のピークに上がると岩稜帯の縦走となるが道はしっかりついているので危険は感じなかった。
途中にお花畑がありエゾコザクラやチングルマが沢山咲いていた。

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P7150206 美瑛岳山頂に着いてみると標識が根元から切られていて、そのままの状態で放置されていた。
美瑛岳山頂からの下りは登山道とは言えかなり急な道となり、ところどころ崩れているので歩きにくい。どうりで美瑛岳側から登って来る登山者が多い訳である。

P7150213_2 あまり道が悪いので登山道脇の踏跡を歩いているとエゾコザクラの群落が出てきて思わずカメラを向けた。
その後も登山道脇にツガザクラ、ウコンウツギ、イワブクロなどの花々が咲き乱れていた。

Photo 最後の雪渓のある谷を渡る部分は遠くから見ると崩壊した雪渓が鋭く谷に落ち込んでいてとでも渡れそうになく、ちょっとビビった。

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しかし近くまで行って見ると谷の上部から雪渓に降りる梯子が掛かっていて、そこを下りて雪渓の上を歩くようになっていたので問題なく渡れたがその時に雪渓が崩れたら只では済まないと思った。

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ここを過ぎると後は楽な登山道になり駐車地に着くと車は半分に減っていた。

翌日は少し時間があったのでラベンダー園で有名なファーム富田に寄って、カミさんのお土産を買った。
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2012年7月29日 (日)

大雪山(黒岳~旭岳)

羊蹄山下山後、旭川までレンタカーで移動しビジネスホテルに泊まった。
翌13日はバスで層雲峡まで移動した。乗客は5~6人で半数が登山者だった。
皆さんほとんどの方がトムラウシまで縦走するとのことだった。

P71300461_2 バス停から歩いて10分くらいでユースホステルに着いたがその途中で鹿が道路脇に居て近づいてもなかなか逃げなかった。
その後、まだ時間も早かったのでYHで自転車を借りて滝見物をした。

YHで同部屋になった人達はほとんどが単独者で、その内二人と話をしたが二人ともトムラウシまで縦走すると言っていた。特にその内の一人はかなり軽量対策をしていて48リットルのザックにテントとシュラフを入れているらしい。その人も黒岳から縦走すると言っていたので途中までご一緒させて頂いた。

「日付」平成24年7月14日
「山名」大雪山(黒岳~旭岳)
「メンバー」単独
「コースタイム」
6:00層雲峡ロープーウェイ~6:30リフト最終駅~7:50黒岳~10:20北鎮岳分岐~11:04間宮岳~13:00旭岳~14:30姿見の池~15:00旭岳ロープーウェイ乗り場

P7140052_2 翌朝は6時発のロープーウェイに乗り、その後リフトを乗り継いで最終駅まで楽をした。
リフト最終駅から急坂の登山道を一時間ほど登る。登山道脇ではキタキンバイソウやウコンウツギが多く咲いていた。

P7140055_2 黒岳山頂に着くと前方の視界が開けた。

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なだらかな斜面を下ると黒岳石室に着き、そこでトイレを拝借した。

トイレはバイオトイレになっていてトイレの横になぜか備え付けの自転車が置いてあった。解説書を読むと用を足した後に自転車を漕いでトイレ内のおが屑をかくはんすることと書いてあったのでそう通りにやってみたがなかなかうまくできなかった。

P7140067_2 黒岳石室を過ぎると台地のような平らな場所になり、登山道の両側はチングルマやツガザクラやエゾコザクラが咲き乱れるお花畑になっていて目を楽しませてくれる。

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お鉢平の稜線に差し掛かる頃からガスが出てきて、急に視界が利かなくなって来た。
お鉢平展望台に来てもお鉢平は全く見えず残念だった。

P7140089_2  北鎮岳分岐への登りは雪渓の登りになっていたがアイゼンなしでも問題なかった。
分岐に出た時点で風も出てきて寒くなって来たので北鎮岳には寄らずに稜線を直進した。
間宮岳分岐の辺りでお鉢平が見えてきたので、近くまで行って写真を撮った。

その後、熊ヶ岳の横を通る。

P7140097_2

間宮岳を過ぎるとしばらくはチングルマに囲まれたお花畑の中を登って行く。

P7140099

旭岳へ登りに差し掛かると雪渓の少し急な登りになり視界がほとんど利かないので少々不安だったが30分くらいで山頂に到着した。

P7140104

広い山頂で数人が写真を撮ったりして楽しんでいた。少しガスって展望はもう一つだったが遠くに黒岳が見えた。
山頂でのんびりしていると次々と登山者が上がって来るのでスグに退散した。
P7140111 山頂からの少し下ると金庫岩という面白い形の岩があった。

P7140113

そこからの下りは鋭く切れ込んだ谷の左岸尾根を下って行く。

一時間ほど下ると前方に姿見の池が見えて来る。
そこから見る旭岳は絶景であった。

P7140121_2 P7140123

その後、噴火地点の近くまで行ってみた。

帰りもロープーウェイを使って楽をしたが片道1600円も取られてしまった。

                                                              

後方羊蹄山

今回は北海道の百名山狙いで711日~15日にかけて後方羊蹄山、大雪山、十勝岳と三つやっつけて来ました。

「日付」711日~12

「山名」 後方羊蹄山

「メンバー」単独

「コースタイム」11日晴れ13:30登山口~17:30避難小屋

 12日雨 5:30避難小屋~6:30山頂~7:00避難小屋~10:30登山口

当初、12日に幌尻岳の予定だったが悪天の為、急遽後方羊蹄山に変更。初日に8合目まで上がり避難小屋に泊まることにした。

千歳空港に1030分に着き、レンターカーを借りて一路羊蹄山に向かう。

P7110003_2

半月湖駐車地(倶知安コース登山口)に1330分に到着。

半月湖駐車場では平日にもかかわらず3組の登山者が下山して帰る準備をしていた。

登山道は一般登山道なので、只ひたすら登るだけである。最初はなだらかな登山道もしだいに急になり汗がしたたり落ちる。3合目まで上がるとエゾマツやダケカンバの木々に覆われた登山道となるが視界が遮られて辛いだけの登りになる。

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7合目辺りで森林限界になるが山頂部は雲に覆われて良く見えない。

8合目でシラネアオイのような花を見つけたが違うかもしれません。

P7110013

9合目に岩場が出てきて、山頂と避難小屋の分岐の看板が設置してある。

まず重い荷物を降ろそうと避難小屋に向かうことにした。

P7110019

天気も悪くなって来たのでとりあえず避難小屋に寄って見ると小屋前のベンチで単独登山者が2人座って食事していた。一人は埼玉から来て、テントで北海道の山を歩き回っている人、もう一人は地元と若者であった。

私もその中に入って話していると小屋の管理人が出てきて「これからザックを置いて山頂まで行きたい」と言うともう遅いから明日にしろと言うので仕方なくその日の登頂を諦めた。

小屋は割りと広く50人くらい泊まれそうだがこの日の宿泊者は5人だった。

翌日、5時に目が覚めると外は嵐のようになっていた。私が出かけようと準備をしていると管理人が起きて来て、今日はこんな日だから山頂は諦めろというがそれを振り切って出発することにした。

外に出てみると横殴りの雨が容赦なく体に浴びせられるが歩けないほどではなかったので取り敢えず向かって見る。しかし稜線に上がって見ると時折突風が吹いて一瞬体をもって行かれそうになるので体を屈めながら歩く。

P7120030_5

それでも登山道は半分くらいが稜線の少し下に付けてあるので常に強風にさらされるわけではなかったが視界はほとんど利かないので注意して歩いた。

稜線に上がって20分くらいで登山道

分岐の標識があり、目指す山頂はその

上にあった。

相変わらず強風が吹きガスってなにも

見えなかったが思わず山頂の柱に抱き

P7120027_2 ついた。

雨具を着て完全武装で出かけたもののそれでもびしょ濡れになって、ほうほうの体で小屋に戻ると管理人や同宿した登山者が心配そうに待っていてくれた。

その後、小屋で30分くらい休憩して雨の中をゆっくり下山した。

そんな雨の中でも数人の登山者が登って来たのには少し驚いた。

                                

2012年5月 4日 (金)

摺古木山、案平路山

429日、21日のリベンジで摺古木山、案平路山に登って来ました。

7:00登山口~8:00風穴山~9:20摺古木山~10:20白ビソ山~11:40避難小屋~12:40案平路山~16:30登山口

妻籠から大平峠を越えて、大平宿から林道脇道に入る。心配した通行止めは解除されていたので登山口のある駐車地まで車で30分くらいで到着した。駐車地にはすでに5台も車が停まっておりほぼ満杯である。

P4290004

登山口より登山道をしばらく登って行くと山腹の巻き道に入るが急に雪が多くなって来た。

ここから登山道を外して尾根上の小ピークに向かって登って行った。最初は途切れ途切れの雪も次第に多くなって来たので途中でスノーシューを装着した。

この山は尾根上を歩くと摺古木山まで途中に3つのピークがあり今回もそのコースを歩いて行くことにした。

2つ目のピーク風穴山への登りは先週とは違い笹が多く出ていてほとんど笹こぎになった。

風穴山から次のピークは結構高く見えて、登り返しも思った通りちょっと時間がかかった。

ピークから摺古木山までは時々灌木が行く手を遮りここも通過に時間がかかった。

P4290013

摺古木山は山頂らしい場所で休憩するのにちょうどよいスペースがある。

展望もまあまあで左側に御嶽山、右手に越百岳から南駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳がきれいに見れた。

P4290014

山頂にはテント装備の登山者が2人居たが途中で道迷いして案平路山まで行けなかったと言っていた。

案平路山に向かうと一か所急な下りがあり、その後小さなアップダウンを繰り返して、途中に白ビソ山という広い台地のような場所を通過した。

P4290018_2

そこを過ぎると先ほど摺古木山で会った登山者が道迷いしたと言う尾根の分岐に出た。

分岐と言っても何も標識はなく、右手の尾根に誘い込まれる可能性もあるなと思いながら左手に向かって進んで行った。

尾根を下って行くと程なく前方下に避難小屋が見えてきた。P4290022_2

避難小屋は半分雪に覆われていて、入口のドアは開かず、窓から入れるようになっていた。

ここでちょっとゆっくりしたかったが、すでに11:40なので案平路山まで先を急ぐ。

途中、越百岳から縦走して来たというグループとすれ違った。

案平路山までは結構急な登りで息が上がりそうだったが一時間で案平路山に到着した。P4290034

山頂と言っても三角点や標識も雪に隠れて味気なかった。

展望も木の間から木曽駒ヶ岳や越百岳方面が見える程度だったのでスグに引き返すことにした。

その後、避難小屋の前でランチをして、来た道を戻った。

白ビソ山では途中ですれ違ったグループがテントを設営していた。登山口まで戻れる時間なのにと思ったがその点は聞かなかった。

この辺りから持病の腰痛が出てきたがダブルストックで腰を庇いながら歩いた。

下りも摺古木山~風穴山の間は灌木や笹に阻まれて結構時間が掛かってしまった。

登山口には車が2台残されていたが恐らくテントをしていた人達のものだろうと思った。

                    

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